稚内→枕崎日本縦断鉄道旅~13日目~

13日目 博多→熊本→鹿児島中央(移動距離 309.4km)

 

1. 博多→熊本

当初の予定は6時に博多出発でしたが、ホテルの朝食(7:00~)が無料というのと、西日本に来てから思った以上に疲労が溜まっていることもあり、出発を遅らせました。

昨晩はムクドリの大合唱だった筑紫口の街路樹は今度は大音量の蝉時雨。

福岡はいろいろと騒がしいものです。

 

博多7:33発 2129M 鹿児島本線 普通 荒木行きに乗車。

 

博多から10分も行くと田畑が車窓に見え始めます。

この付近は水城や大宰府政庁跡(←漢字が紛らわしい)、太宰府天満宮といった歴史的見所が盛りだくさん。

二日市で下車して寄り道することも考えましたが、9月に所用で再び博多に来るのでまたの機会にお預けとします。

 

列車は一旦佐賀県に入り、鳥栖駅で4221M快速 大牟田行きに乗り換え。

筑後川を渡ると再び福岡県へと戻りますが、川の両岸での光景のコントラストが河川以上に県境の存在感を際立たせます。

 

終点大牟田で途中下車します。

大牟田駅にはあちこちに三池炭鉱観光の宣伝が見られます。

そういえば世界遺産になっていましたね。

世界遺産というと、知床や屋久島のような大自然、京都や奈良のような伝統的建造物といったものが連想されるせいかこのような遺産はいまいち目立たない印象があります。三池炭鉱は「明治日本の産業革命遺産」を構成する要素の1つですが、これには萩や鹿児島、長崎さらには釜石や伊豆など広範囲に点在しており、すべて観光するのも一苦労な遺産です。

 

乗り換えのついでの途中下車ですので観光なんぞする時間はありませんから、改札外のファミリーマートで飲み物とお菓子を調達して次の列車に乗り込みます。

大牟田鹿児島本線 普通 八代行きに乗車。

荒尾をすぎると車窓はすっかり田園風景に。

 

 

地震からまだ4ヶ月の熊本に到着。

中に入れないことは承知で熊本城へと向かいます。

 

2. 熊本→吉松→鹿児島中央

特急の廃止に伴い運行開始されたやたらと通過する肥薩線快速人吉行きに乗車。

 

 

【今日の旅路】

博多→(2129M 鹿児島本線 普通 荒木行き)→鳥栖→(4221M 鹿児島本線 快速 大牟田行き)→大牟田→()→熊本→()→人吉→()→吉松→()→鹿児島→()→鹿児島中央


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