シフトボードを任意のGoogleカレンダーと同期する方法(iOS限定)

人手不足が声高に叫ばれる平成最後の晩秋の日本列島。
一方の私、応募し続けること半年、面接を受けること32回、幾多の非圧迫面接を乗り越え、つい先日アルバイトの内定を獲得するに至りました。

たかがバイトごときでどうしてこんなにも時間がかかったのかはさておき、今回はシフト管理の話です。以前のバイトでは、シフトをGoogleカレンダーに直接入力することで他の予定と同様に管理していましたが、

  • 同じ内容を何度も入力するのが面倒
  • 給与計算が面倒

であることから、今回の就労を機にシフト管理アプリの導入に踏み切りました。

この種のアプリは複数種あるのですが、iOSAndroid両方でアプリが提供され(機種変しても安心)、かつWebカレンダーと連携可能なことから「シフトボード」を使っています。

シフトボードとは?

(かの悪名高き)リクルートが提供するシフト管理アプリです。

同じくリクルートがバイト先に提供するサービスであるAirシフトと連携するともっと便利らしいですがここでは割愛。
そして他のアプリには無い特有の機能として、シフトボードで入力した予定を本体カレンダー(iOSならiCloudカレンダー、AndroidならGoogleカレンダー)に反映させる機能があります。

f:id:bindeburg:20181201161248p:plain これについては次節で詳説します。

シフトボードに入力したシフトをGoogleカレンダーに反映させる

Androidでは…

シフトボード標準の機能でAndroidではGoogleカレンダーに反映できるのですが、実は反映させるカレンダーを選択できないというあまりに微妙な仕様になっています。そして時間がかかる。

さらにはシフトボードに読み込んだはずの本体カレンダーが全ては表示されないという謎仕様になっています。意味不明。
というわけでAndroid版の使用は諦めましょう。

iOSでは

iOSでは、iCloudカレンダーに「シフトボード」というカレンダーが新規作成されます。iCloudカレンダーへの反映は非常に迅速で十分使用に値する仕様となっています。
これをパブリックカレンダー化してWebcalでGoogleカレンダーに読み込ませることも可能ですが、同期が遅すぎるので断念。
そこでIFTTTを使います。

IFTTT

IFTTT

  • IFTTT
  • 仕事効率化
  • 無料

「IF this then that」というコンセプトがアプリ名の由来となるこのサービスを利用すると、様々なWebサービスを連携させることができます。 日本語版は提供されていませんが、平易な英語で書かれていますので使用にあたって特に困難はありません。 iCloudカレンダーからGoogleカレンダーへの反映には、Google公式が提供しているこのAppletを使用します。

ifttt.com

他の連携方法と違いシフトを反映させるカレンダーを選べるのが大きな魅力。 iCloud側で「シフトボード」を選択し、Google側では反映させたいカレンダーを選択します。

f:id:bindeburg:20181201164533p:plain

シフトボードに新規シフトを入力し次第、即時にIFTTTが作動しGoogleカレンダー上に反映されます。
これにて一件落着。

欠点

しかし一つだけ欠点があります。
それは、シフトボード上のカレンダーでは、シフトボードに入力したシフトとシフトボードから反映させたシフトが両方表示される。つまり、シフトが二重に表示されるのです。
まあ、シフトボード上では入力したシフトが強調して表示されるのでそこまで気にはなりませんが。

おわり

以上、シフトボードに入力したシフトを任意のGoogleカレンダーに反映させる方法でした。
しかし、Android版では反映されるカレンダーがどのようなアルゴリズムで選択されているのか謎です。