一仕事終えて

前回の更新以来、関西行ったり、仙台行ったり、名演に出会ったりはしていたのですが"別件"で忙しくブログ更新する気になれずにいました。今回はその"別件"がひと段落したので反省も踏まえつつ書き綴ろうかと思います。

(※ここで言う"別件"というのは所属する大学オーケストラの新歓活動のことを指します。この度私はWeb係としてインターネット上での広報・受付対応をさせていただきました。)
 
 

⑴Webサイト

昨年のWeb係の方がたいへん優秀な方で、モバイル版ページの作成、Webデザイン、SEO対策等”完璧”に近しい仕事をしてくださいました。それに及ばないのは分かってはいましたが、手探りながらも自分なりに真似てそのレベルに追いつこうとはした次第です。
反省点としては以下が挙げられます。
  1. SEO対策
  2. コンテンツ不足
  3. 更新のスピード
  4. ブログの宣伝
1.のSEO対策に関しては自分の一番至らなかった点であると大いに反省しています。新歓初期は散々「見つからない💢」と苦情があったので…。
 
コンテンツに関しては、4月頭まで昨年度同様に「当団について」「団員募集」「ブログへのリンク」「お問い合わせ」をグローバルナビに置き、内容も前年同様のものにしていたのですが、入団説明会開催情報や団員の所属大学一覧等が欲しいとの要望があったので後に「新歓情報」(個人的にこのページタイトルはあまり良くなかったと思っていますが…)を追加して入団説明会開催情報を見やすくしました。もっとも、Index下段のカレンダー欄にそういった行事予定は書き込んでいたのですが、Googleカレンダーウィジェットの見づらさも相まってほとんど見てもらえていなかったみたいです(これも結局はウィジェットではなく画像ファイルで作ったカレンダーに置き換えました)。
 
更新スピードに関しては入団した新入生にとったアンケートでも指摘されていたので最改善点だと思います。更新が遅れた要因としては、
  • バイルとPCのHTMLを完全に分けてしまっていた
  • バイルPCを常に持ち運ばなかった
  • パート代表との連絡が迅速に行われなかった

の3点が挙げられます。1点目は技術的仕様、3点目は連絡体系の不十分が原因ですので来年改善することは十分に可能かと思います。2点目は個々人のPC環境の問題ですので「改善しようにも…」という感じもしますが、HP担当者は複数人で分けたり、モバイル環境の充実した人に任せる、といった程度で十分に対応できるかと思います。そうでなくとも、Twitter等のSNSであればスマートフォンで迅速に団員募集の更新をできますのでそういったツールを頻繁に使うのもありかと。(ただ、中にはSNSに疎い、使わない人もいるので)
バイルPCを持っていたにも関わらず仕事を全部家に回してしまったのは反省しています…。

ブログに関してですが、出来る限り頻繁に更新し、かつ更新をTwitterで知らせることでアクセス数も一定数は確保できました。ただ、Twitterを使用していない新入生には認知度が薄かったらしく、改善後のモバイル版Indexでブログへのリンクをスクロールしなきゃ出てこない位置においてしまったことが原因らしいです(PC版ではグローバルナビに置いた)。アクセスカウンターは設置しませんでしたが、やはり今の時代Webページの閲覧はスマートフォンからという人が圧倒的多数ということでしょう。また、団員募集状況からブログのパート紹介へのリンクをつけたのですがわかりづらかったみたいです…。

 

⑵LINE@

今年の2月にLINE@の利用可能対象が拡大されたので早速使ってみました。やはり現代の若者はLINEだと抵抗感が少ないらしく、メールフォーム・Twitter以上にお問い合わせ先ツールとして人気でした。私としては今年度Web係最大の改善点にして業績はこのLINE@だと自負していますが、それでも反省点がいくつか。

  1. 返答速度と対応
  2. タイムラインの使用
  3. アカウントの存在の宣伝
 返答速度に関しては、Webページの項でも挙げましたが担当者・パート代表との連携が重要です。お互いにアルバイト・授業等で対応できない時があるのは自明なので、対応に関してはある程度のマニュアルを作るべきかと思いました。
また、中には入団説明会等に来場しているせいか楽器名を告げず、名前だけ名乗るという新入生もいました。こういった案件にも早急に対応できるよう名簿担当との連携も必要かと思われます。
 
タイムラインは今回は一切使用しませんでした。というのも私自身がLINEの超ライトユーザーでありイマイチ使用法や一般的普及度を知らなかったからです。ただ、使ってみる価値があるツールだとは思いますので、使用方法等来年のWeb係の方にお任せします。

アカウントの存在宣伝。これは一番に問題でした。ビラの掲載に間に合わなかった(というか忘れていた)のでTwitterでLINE IDの宣伝、入団・サークル説明会でQRコードを置いておき受付で登録してもらう等で友だち数を増やしはしましたが、来年こそはビラに載せたいです。(これに関しては完全に私の不手際です。すみません…。)

また、今回は無料キャンペーン中だったからいいものの、LINE@の無料使用には限度があります。月に全体へのメッセージ1000通という制限があるのですが、友だち数が増えるとこの上限はあっという間に越えてしまいます。新入生だけに友だち登録をさせる等して上限に達しないよう工夫が必要だと思います。尚、今年度の友だち数は在団者含め115人に達しました。
 
※入団説明会で名簿担当が「メールアドレスのQRコードを読み込ませ、空メールを送らせる」といった手法で新入生の連絡先を確保していたのですが、その際、LINEのQRコード読み取りを起動する人が多くいました。今の高校生にとってQRコードはLINEの友だち登録のツールになりつつあるようなので、その点の注意を促すのとLINE@のQRコードも用意しておくべきです。こういった事例からするに来年度もLINE@は絶対に必要だと確信しています。


Twitter 

おそらく、私たち自身ももっとも使用し、もっとも新入生の使用者数も多いツールかと思います。
今回の新歓では情報の更新やブログの宣伝等の多くをTwitterで行いました。確かに大きな効果を挙げましたが、その使用法に関しては少し改善が必要かと思われます。たとえば、私自身も反省している点ではあるのですが、情報更新がTwitter一辺倒になるといったことがありました(入団説明会の集合時間等)。こういった情報はHPにも載せるべきだ、という声も新入生アンケートでありましたので各ツール間の情報にむらが出ないよう注意するべきです。
また、一番注意しておくべきはTwitterを使用していない層への宣伝。昨年も今年も結局担当者がなかなかのTwitterユーザーなせいで、どうしても情報の更新・宣伝をTwitterばかりに取られていました。Twitterを使用していない層への宣伝方法も考えるべきでしょう。
 
あと、新歓初期に「診断メーカー」で「もし、あなたが一橋オケに入ったら…」を作ったら結構ウケた(新歓真っ最中にはウケなかった)ので、来年は新歓真っ最中の4月第1週に放り込んでほしいです。
 

(4)Facebook

不要
 
 
 
こんな感じで振り返ってみましたが、5月になった今でもちょくちょく問い合わせがあったりするので仕事納めが見えない日々が続いております。LINE@のアプリはLINEアプリのインストールがないと使用できないため、メイン端末であるXperia Z1に普段の使用機会が少ないアプリを2つもいれておくという苦痛が続いています。iPadでもLINE@が使えればいいのですが、SIMカードで年齢認証とかいうシステムのせいでそれもできず…。「もう一台端末が欲しいな」と思う限りです。
 
オーケストラも人数が増えだいぶ賑やかになってきましたが、こうして人数が多くなると一人一人の存在が軽視され、雰囲気に馴染めず早くにやめてしまう新入生が例年います。「新入生を入れ、そして辞めさせない(続けさせる)!!」が上級生の使命ですから、オケに如何にして新入生を馴染ませるかこれからが本当の勝負だと思っています。
 
それでは良いGWを。